中西です、
今回は私の過去の話です。
私は会社員時代、
元コンビニ本部社員の営業でした。
今回はその時の「葛藤」と
「戦い」を記事にします。
あなたも会社員としての
葛藤や苦悩があると思います。
「何でこんな上司の言うこと聞かないと
いけないんだ。」
「この同僚の態度が鼻についてムカつく」
私はよく思っていました。
その時の話です。
目次
- 本部社員の仕事
- コンビニ業界の苦しみ
- 詐欺師とは、
本部社員の仕事
元コンビニ本部社員の営業で
よく間違えられるのは、
コンビニの店長しているの？
そうではありません。
本部社員はお店の「経営指導」
が仕事です。
お店と本部は
フランチャイズ契約を結んでいます。
簡単に言えば、
本部がコンビニの看板や、
商品を提供する代わりに、
毎月売上の一部を本部に納める契約です。
このメリットは、
「自分が経営するお店を持ちたい！」
と思う人が店を出すのは大変です。
途中で経営が行き詰まるかもしれません。
でも皆が知ってるコンビニなら、
売上はある程度予測できます。
ノウハウもあります。
お客さんもこのコンビニを知ってます。
経営のリスクが少ないことが
一番のメリットです。
我々、本部はその人達に
「経営指導」をするのが仕事です。
これだけ聞くとカッコいいですが、
実状は悲惨です。
長時間勤務に苦しむ店長を見て、
利益が思うように出ない、、
中には自己破産に陥る店長に
経営指導しないといけません。
そこに私の上司に挟まれる
本部社員の「葛藤」と「戦い」があります。
その時の「悔しさ」が
今に活かされている部分もあります。
そして、
これから自分がやりたいことについて。
話していきます。
コンビニ業界の苦しみ
最近は、
メディアでもコンビニ業界の話題が
取り上げられることが多くなりましたが、
私が一番感じたのは、
コンビニビジネスモデルの限界です。
あらゆる業務に歪み（ゆがみ）
が生じています。
歪み（ゆがみ）とは、
店長達の不満が本部へ溜まり、
それを本部が解決出来ないことで、
本部と店の信頼関係が崩壊し、
不満が爆発しています。
店長の不満は、
理想の利益を稼げないどころか、
長時間勤務は当たり前。
バイトの最低賃金は上がり続け、
食品の廃棄にかかる経費が
経営を圧迫。
コロナが追い討ちをかけて、
利益の減少に歯止めがきいてません。
それでも借金を抱えて、
店を始めた人が大半です。
その借金に追われる日々。
そして、
一番店側の不満が溜まるのは、
「本部からの強制発注指導」
です。
これが本部の大きな仕事で、
出来ない本部社員は
無能です。
最果ての部署に飛ばされます。
これは何かと言うと、
小売業の基本は仕入れをして、
売上を上げるのが基本です。
だから本部はお店に発注指導を
一年中行っています。
本部社員には、本部の理由で、
どうしても仕入れをしてもらわないと
いけない商品があります。
時には、
それを大量に仕入れて貰うための
お店への発注指導が存在するんです。
でももちろん、
仕入れ過ぎたら食品の廃棄が発生します。
お店の経費が上がり、
利益が少なくなります。
本部社員は毎日、
本部「発注を増やさせる」
お店「発注を増やして経費を上げたくない」
という「戦い」をしています。
それで売上が上がれば良いですが、
そうでない時も沢山あります。
そうして、
無理に発注を増やして、
お店の不満が溜まります。
毎日ギャンブルなんです。
売上が上がっても、
売上の一部が本部に吸い取られます。
一部と言いましたが
半分取られます。
全然利益残りません。
全然利益が上がらないことを、
本部社員がしっかり理解しても、
上司から毎日指導をしているかの
圧力があります。
この辺を
お店を上手く騙して、
営業実績を上げているように
見せられる人は出世します。
私はこれが、
心の中でずっと腑に落ちず、
大した指導は出来ませんでした。
なんか騙している気がしたからです。
その代わり、
ずっと営業成績が泣かず飛ばずでした。
評価も上がらず、
同期や後輩にも抜かされて
『悔しい思い』をずっとしてきました。
たしかにこれって、
あなたが気づいている通り、
私の負け惜しみです。
自分の実力が足りなかったせいです。
情熱が足りないと言われました。
諦めるな。と精神論も言われました。
売上をあげる努力が足りなかったかも
しれません。
でも、
この仕事に疑問を持ち続けていました。
そこも理解しているからこそ、
自分自身にも、
見下してくる同僚にも
悔しい思いをしていました。
私はその悔しさをずっとバネに
今までやってきました。
今、私は海外の物を輸入して、
国内のフリマサイトへ販売だけで
生活しています。
正直、
今は会社員の給料を超えています。
でも、これを始めた当初も
周りから大批判されました。
一番仲のいい友人から、
「お前に稼げるわけがない」
「お前には無理だ」
と理解しようともせず、
散々批判されました。
やってることは街の輸入雑貨屋さんと
同じことしています。
ただ全部ネットで完結しているだけです。
でも、そんな人達も、
何とか見返してやる。
この一心でやっています。
私は「情報発信」や、
「人に教える」という興味の方が強く、
その為には、最低限、
まず自分自身が結果を出さないといけません。
自分が正しいと思うやり方で
納得行くまでやらないといけないと
思っています。
詐欺師とは、
何故こう思うかと言うと、
まだまだこのネット業界は
詐欺が多いです。
私が思う詐欺とは２つあります。
１つは、
「お金だけが目的」
あなたが稼げるかどうかなんて、
本音はどうでも良い。
２つ目は、
お金をもらう「覚悟」が無い人も
私はそう呼びます。
人を稼がせるとは、
前職の経験から、
本当に大変なことです。
その為に
常にサービス向上を考えないと、
いけません。
そんなことも考えず、
「人の気持ちが分からない」
惰性でしている人のことを、
私は指します。
詐欺師の人って、
人の気持ちが分からないんです。
人間味がない。
そんな人に騙されないでください。
私は最低限、
「自分が結果を残している。」
「自分が今やっていることに納得している」
ことが必要だと思っています。
そうしないと、
情熱持って、
人に教えることなんて出来ないと
思います。
少なくても、
私はそれを自分がクリアしたと思って、
今記事を書いているし、
前に進んでいます。
私が過去本当に困ったように、
「同僚を見返したい」と思う
あなたに対して、私は書いています。
私は不器用な人間だと思います。
会社でも、周りを意識して、
良いように使われる人間でした。
もしかしたら、
少し共感してくれる人がいるかも
しれません。
そんなあなたでも、
真面目にコツコツやれば、
稼げます。
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中西 弘志
